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車検についての疑問をわかりやすく解説

車の使用者は車検を受ける義務がありますが、いつからいつまでの期間に受ければ良いのかが分からない方もいるかもしれません。中には、車検証の有効期間満了日が近づき、慌てて予約を取られる方もおられるのではないでしょうか。
このコラムでは、車検を受けられる期間や満了日の確認方法、おすすめの予約タイミングについて解説します。これから車検を受ける方は、ぜひ参考にしてください。
目次

車検の更新時期が近づくと、予約すべきタイミングに迷う方もおられるかもしれません。車検はいつからいつまでの期間に受けられるのかを把握しておけば、無理なくスケジュールが立てられます。ここでは、車検を受けられる期間を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
車検は満了日までの期間であればいつでも好きなタイミングで受けることができますが、あまりに早すぎると損をしてしまいます。車検を受ける時期によっては、車検証の有効期間が交付日から起算され、次回の満了日が前倒しとなるため注意しましょう。
海外への長期出張の予定があったり、家庭の事情で満了日の直前に車検を受けるのが難しかったりする場合、満了日が前倒しにはなりますが早期の車検実施を検討できます。
車検の更新に適した期間は、有効期間満了日の2ヶ月前から満了日までの間です。もともとは車検満了日の1ヶ月前からでないと次回満了日が前倒しになってしまっていたものが、2025年4月1日より車検制度が改正され、満了日の2ヶ月前から車検を受けても、次回満了日が前倒しされることがなくなりました。この期間に車検を受ければ、次回の満了日に変更はありません(一部地域を除く)。
例えば、有効期間満了日が12月20日であれば、10月20日~12月20日までの期間に車検を受ければ、次回も変わらず12月20日が満了日です。一方、9月20日に車検を受けた場合は、次回の有効期限は9月19日となり、3ヶ月前倒しとなります。

車検証の有効期間満了日は、車種によって異なります。乗用車から貨物車に買い替えたり、同じ4ナンバーでも軽自動車から普通自動車に買い替えたりした場合、車検証の有効期間が分からなくなることもあるのではないでしょうか。ここでは、車検証の有効期間満了日と期限を過ぎてしまうとどうなるのかを解説します。
一般的に自家用乗用車として利用されている5ナンバーや3ナンバーの車は、新車購入時は3年間、以降は2年間が車検証の有効期間です。同じく、5ナンバーの軽自動車も車検証の有効期間に違いはありません。
一方、貨物車は車検証の有効期間が異なります。4ナンバーや1ナンバーの貨物車の場合、新車購入時は2年間、以降は1年間です。ただし、4ナンバーの軽自動車は、新車購入時は2年間、以降も2年間とされています。
有効期間満了日を過ぎてしまった場合は、同時に自賠責保険の有効期間が切れている可能性があります。無車検・無保険で公道を走行すると、免許停止処分や1年6か月以下の懲役または80万円以下の罰金が科されるため注意しましょう。
一方、レッカー車で移動させる方法や仮ナンバーを取得して公道を走行する方法であれば、有効期間満了日を過ぎてしまってからでも問題はありません。ただし、手間や費用がかかるため、満了日までに更新するのがおすすめです。

お店は長期休暇や大型連休、引っ越しシーズンなどは繁忙期となり、混雑する傾向にあります。この時期は車検の予約が取りにくいお店もあるかもしれません。車検の満了日を把握すれば、余裕を持った計画を立てられます。満了日をチェックする方法を知って、車検を受けるスケジュール立てに役立ててください。
自動車検査証(車検証)とは、国が定めた保安基準に適合している車であることを証明する書類です。車検証の左下に「有効期間の満了する日」という項目があり、車検の満了日に当たる日付が記載されています。
車検証は運行時に携帯することが義務付けられており、不携帯のまま公道を走行すると50万円以下の罰金が科されるため、車検証の有効期間を確認したあとは車内に備え付けておきましょう(2025年9月時点の情報です)。
検査標章は、自動車検査証とともに発行されるステッカーです。車検証の有効期間の満了する日を示すもので、オレンジ色のステッカーが発行されます。
表面(フロントガラスの外側から確認できる面)に大きく書かれている数字は車検が満了する日、小さく書かれている数字は車検が満了する月です。裏面(フロントガラスの内側から確認できる面)にも有効期間の満了する日が「〇年〇月〇日」と記載されています。

車検を依頼できるお店には、ディーラーや街の整備工場、カー用品店やガソリンスタンドなど、さまざまな選択肢があります。有効期間の満了日ぎりぎりになってから予約するよりも、余裕を持って予約しておくのがおすすめです。ここでは、早めに予約するメリットを解説します。
有効期間の満了日が近づいてから予約を入れようとすると、お店によっては希望日に予約が取れないことがあります。仕事をされている方は、希望日に予約が取れなければ休まなければならないこともあるでしょう。
予約の受付期間はお店によって異なるため、計画的に車検を受けられるようスケジュールを組んでおくと安心です。
期間に余裕を持って予約しておくと、車検が切れてしまう可能性を減らせます。例えば「有効期間の満了日が2週間を切ったら予約を入れよう」と考えていると、多忙な毎日の中でうっかり忘れてしまうことがあるかもしれません。
混雑している時期だと希望日が予約で埋まっているケースもあるため、車検の予約は余裕を持って行うのがおすすめです。
車検の実施日は有効期間満了日の2ヶ月前から満了日までが一般的ではありますが、予約自体は期間外でも問題ありません。早期に予約することで割引が受けられるお店も多く、車検の見積もりを比較できる余裕も生まれます。
あまりにも早すぎると、予約を入れたことを忘れてしまうこともあるでしょう。繁忙期や土日に予約を取りたい方は、3ヶ月前を目安にするのがおすすめです。

イエローハットの車検では100項目以上をしっかりと点検いたしますので、安心して車をお使いいただけます。カー用品店ならではのメリットとして、ご希望やご予算に合わせて交換部品を選ぶことも可能です。簡単に車検見積もりの来店予約ができる、WEB予約フォームをご用意いたしましたので、ぜひご活用ください。
イエローハットの車検における点検項目は、法定点検60項目、日常点検15項目、さらに独自の点検項目が30項目以上です。車検に必要な箇所だけ点検するのではなく、100項目以上をしっかりと点検いたしますので、安心して車をお使いいただけます。
また、お客様にご納得いただけない整備を実施することはございません。事前にお車の状態を確認した上で見積もりを提示し、車検を進めていく上で追加整備が必要な部分が見つかった場合はお客様に説明を行い、ご納得いただいた上で整備を進めます。
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車検はいつでも受けられますが、満了日から2ヶ月前までの間であれば次回の満了日が変更されないため、この期間内に受けたほうが無駄がありません。車検証の有効期間満了日が近づき、慌てて予約を取ることにならないよう、早めに予約するのがおすすめです。
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※このコラムは2025年9月時点の情報を基に掲載しております。